マルメロの陽光に投稿された感想・評価 - 11ページ目

『マルメロの陽光』に投稿された感想・評価

hagy

hagyの感想・評価

4.5

おはようございます、
初めてこの映画を観た後の、これほどまでに気持ちのいい朝があるでしょうか、


自分には非常に魅力的に見えて、それを絵に描きたいんだ
この朝だけ見れるこの光をキャンバスに描いてみ…

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夏休みの集中講義で観た。何も起こらなくたっておもしろい映画はおもしろい。最後の寓話的な部分が好きー

スペインの画家(アントニオ・ロペス・ガルシア)が庭のマルメロの木を描こうとするが、うまくいかない。何度も何度も書き直すうち、季節は移ろってゆく……。
仏教絵画に、死体が朽ちゆくさまを9段階にわけて描…

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中庭

中庭の感想・評価

4.6

即興的に会話を交わしているようにしか見えない人物の挙動が、フィックスのカメラで一つひとつカットを割って劇映画的な順当な示され方をすることもしばしば起こり、見ていて混乱をきたしかねない幻惑的な話法が繰…

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もう大変な映画だ。

マルメロを上手に描けない画家の話。

なんというか、良い意味で最高の環境映画のような雰囲気を持っている。
寝てしまっても心地良い映画、という新しいジャンルを確立したと思う。

このレビューはネタバレを含みます

映画作家も画家も、ひいては詩人も「どのように世界を切り取るか」という問いかけが巡るけれど

監督であるエリセとこの作品で取り上げられている画家アントニオ・ロペスは世界に対する向き合い方が似ているよう…

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作品を想像力で補完せず、どこまでもリアリティを大切にしていた姿が印象的

これは画家の「失敗」を描くとともに、彼が捉えきれない現実の光に、映画はいかに迫ることができるか、つまり映画の映画。そして、同じく「失敗」を繰り返してきた、エリセの自画像でもある。

マルメロの周りに…

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A子

A子の感想・評価

3.3
映画観ながら寝ることなんてないのに、ちょっと寝てた。
穏やかで綺麗すぎる映画も問題だな。

文字どおり陽光(ひかり)を求める映画~ビクトル・エリセ「マルメロの陽光」

この作品が公開された1992年。少し思い出してだけでも
日本映画では
「月はどっちに出ている」(崔洋一)「お引越し」(相米…

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