マルメロの陽光に投稿された感想・評価 - 2ページ目

『マルメロの陽光』に投稿された感想・評価

エリセ監督がドキュメンタリー映画撮るとこうなります!

って作品。

どこまでガチのドキュメンタリーなんだろう?って思ってしまうほど、凄まじい完成度。

おじさんがひたすら絵を描いているだけの映画な…

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ogihara

ogiharaの感想・評価

4.3

結果としての作品よりも、マルメロの木と共にいる時間それじたいが大事、というセリフが心に残った。
ドキュメンタリーにしては絵がきまり過ぎているし、登場人物らも慣れ過ぎている。どのようなプロセスで撮影が…

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D

Dの感想・評価

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エリセの前2作とは趣向が異なり、ある絵の完成に取り憑かれた男、スペインの画家アントニオ・ロペス・ガルシアを描いた映画。毎年秋に庭のマルメロの実に向う恒例行事、否それはまるで修行僧のような佇まいだ。定…

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1000

1000の感想・評価

4.4

2時間の間、ひとりのおっさんが絵を描き続けるだけの話なのに、すごくずっしりくる映画だ。転がり落ちるだけなのに岩を押し上げ続けるシーシュポスのように、アントニオ・ロペスは創作という不条理から逃れられな…

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プププ

プププの感想・評価

4.9

このレビューはネタバレを含みます

『エル・スール』『ミツバチのささやき』時のゴシック絵画のような絵作りではなく、もっと柔らかで、自然光に包まれた世界。本当に素晴らしかった…
それは、油絵をやめてデッサンに切り変えた主人公の画家との類…

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ドキュメンタリー映画なのか、ドキュメンタリー風に撮ったのか?マドリードのアトリエで画家のアントニオ・ロペス・ガルシアが描く、マルメロの樹の輝く陽光を切り取った作品。52才のエリセ監督が1992年に撮…

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途中から完全にアントニオの絵画と同化していくのが居心地が悪いのだけど、そんなことより朽ちたマルメロの連続のクローズアップのがやばい。赤い照明が消えて黒ずんでいく瞬間、完全に死が画面に刻まれちゃってる。

新作『瞳をとじて』を観る前に、どうしても今作を見なければいけなかった。

だいぶ前にこのレアDVDを手に入れてたのだけど、『瞳をとじて』の公開時に、『マルメロの陽光』も絶対リバイバル上映してくれると…

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この幸福な時間が終わってほしくないと思ってたら終わってしまった。傑作とはそういう映画のことを指すと思う。

終盤の夢と現の交差がすごすぎる。
眠り猫

眠り猫の感想・評価

5.0

ビクトル・エリセ『瞳をとじて』公開記念 エリセ再発見プロジェクト その3

Ⅰ カール・ドライヤー『奇跡』を補助線として

エリセは新作『瞳をとじて』で、カール・ドライヤーに言及し、イエスのごとき女…

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