てれ

何かが起きてるのてれのレビュー・感想・評価

何かが起きてる(1998年製作の映画)
3.9
これもずっと観たかったボリウッド史上の上位に残る名作。この作品が後の様々なボリウッド映画に影響を与えてるというほど。凄いです。90年代ボリウッドということもあり曲と踊りが多いのが豪華。

三角関係のストーリーはもともとあんまり好きなジャンルではないのだが面白かった。大学生のラーフルとバスケが得意でボーイッシュなアンジャリは親友、ベストフレンドの関係。そして同級生の美しきティナはラーフルの密かな想い人。
文学の授業で「愛とは友情である」と何気なく放ったラーフルの一言がきっかけで彼を意識し始めるアンジャリ。だからラーフルに友人としてではあるけれど、恋愛的には見られていないと知った時のアンジャリの気持ちが本当に切ない…それをティナも知ってて申し訳なく思ってるし。ラーフルあんたがいちばん鈍感だよ(泣)

これは愛の物語ではあるけれど、友情を大事にしようと思える作品でもあった。自分と近しい関係の人にこそ心から接するのが大事なのだと。

アンジャリ役のカジョールはいつ見ても可愛いけどこのショートヘアはピカイチだなあ…可愛すぎる。

サルマン・カーンのよそよそしい感じの役が珍しかった。後半少ししか出てこないけど重要な役、というか好い人な役すぎ。

なんだかんだ言って面白い脇のアヌパムじぃとジョニーリーヴァルが好きです。
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