呼吸が、できない。
この胸の苦しさ、
息を吸えない、
吐けない、
全てが、破壊されていく。
この痛みが恐ろしいほどわかるからこそ、
観ていてこちらもどんどん息ができなくなってくる。
わたしはシャルリの心情、行動、ひとつひとつが痛いほどわかるから
サラを悪者として捉えてしまうけれど、
サラもシャルリを傷つけることでしか、呼吸ができなかった。
呼吸 -友情と破壊- というタイトルはそのものだった。
想像と全く違った、なんと恐ろしい映画なんだ。
わたしの大好きな fun の “ we are young” をあのシーンで使って欲しくなかった。
この映画は “サイコ” 映画ではない。
だからこそ本当に恐ろしい。
映画としては素晴らしいけれど、もう二度と観たくない。
-感想を読んで-
最後のシーンのところについて、最初の哲学のシーンを言及していた方がいて、なるほど。と思った。When you are passionate, are you more free or less free ?
また、サラのタバコを吐き出す、
シャルリが吸おうとする、
にも納得。