青山の大坊珈琲店ね 今はなき名店
あのマスターの所作 珈琲への敬意に
うん 神々しささえ感じられたよね…
って 偉そうに語らうほどの知識も無く
何より鼻や舌さえ 肥えちゃいないのだ
今 一番美味い珈琲って考えたらさ
心細い秋風 踊る落ち葉の匂いに誘われ
吉祥寺SOMETIMEのマッチを擦って
挽きたての豆で じっくり蒸留を待つ
そんな至福の時間と共に啜る それかなぁ
結局は どの店とかどんな豆なんかより
自分のあらゆる感覚とイマジネーションによる気がして
そういう意味あいに於いて 過程や環境について
それぞれに あーだこーだ言ってる この作品は
ホント 豆の歴史と同等に幅広く奥深いんだな
近道も正解もない美しい幻想に また明日も魅了されよかね
