備忘録
1987.10に鑑賞。
前作がホラーに目覚めるきっかけとなった記念碑的作品だったので、本作も大いに期待して(気持ち的には正座をして観るつもりで)、劇場に足を運んだ。
が、前作のスプラッターホラーではなくコメディホラーになっており、愕然とした覚えがある。
また、続編だと思っていたが、リメイク的な作品だった。
前作のラストから始まると予想していたが、最初の2~30分程度で前作のストーリーがダイジェストで描かれ、その後そこから先の話が新たに描かれるという展開だった。
前作ではザラザラだった画質も今作はキレイになり、特殊メイクもパワーアップしている。
だが、前作好きからするとそこがマイナス要素で、あの汚い画面で汚いゾンビ(死霊)が暴れまわるのが最大の魅力だったのが、半減してしまったように感じた。
ラストはキャプテン・スーパーマーケット(死霊のはらわたⅢ)に繋がる終わり方で、そこも衝撃的。
「結局解決してないやん」と思ってしまった。
まぁそれがあったから、現在の死霊のはらわたリターンズまで続けることが出来ているんだけれど。
前作と比較せずに観ると、よく出来た十分面白い作品ではある。
個人的は、できれば1の続編として、あの空気感で作って欲しかったなぁ。