牛丼狂

making of LOVEの牛丼狂のレビュー・感想・評価

making of LOVE(2010年製作の映画)
1.5
フェイクドキュメンタリーとして見ていたからか、しばしばカメラの存在が劇映画的になることに困惑した。もはやそれらを混在させて垣根がなくなるようにしたいのなら、整合性をもってカメラそのものを規定してほしい。
宇宙人という確証もないのに切りつけるみたいなリアリティのない言動が平気で起こる。唐突に説明台詞を言ったりと脚本の粗悪さが目立つ。肝心の愛とやらは微塵も感じることはできなかった。
なんとなく面白そうなことにトライしようとした映画ではあるだろうが、B級映画のように振り切ることもなければ見て得られるものもない、きわめて中途半端な作品だという印象を受けた。
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