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シネマ歌舞伎 二人藤娘/日本振袖始

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シネマ歌舞伎 二人藤娘/日本振袖始の作品紹介

シネマ歌舞伎 二人藤娘/日本振袖始のあらすじ

坂東玉三郎と中村七之助が藤の精を艶やかに演じた演目です。舞踊の人気演目である「藤娘」を二人で演じるという新たな演出により平成二十六年一月に大阪松竹座で初演。大きな話題となり、早くも歌舞伎座での再演となりました。舞台上いっぱいの藤の花や二度三度と変わる衣裳の数々、そして、何よりも華やかで美しい玉三郎と七之助から目が離せません。

シネマ歌舞伎 二人藤娘/日本振袖始の出演者

原題
製作年
2015年
製作国
日本
上映時間
90分

『シネマ歌舞伎 二人藤娘/日本振袖始』に投稿された感想・評価

シネマ歌舞伎 2022 第10弾
(今期最後。2023は4月〜)

二人藤娘と日本振袖始の2本立て。

大好きな玉様と七之助さんが、二人して藤の精(藤の花の化身)になって舞い踊るという、まさに新春に相応しい華やかな舞踊演目。
玉様か?七之助か?みたいなツートップの踊り(目が忙しい…)を、それはもう堪能致しました。。
お着物も、藤の花の紫や白をポイントに、赤、白、橙、緑の素敵なアレンジでお正月からたっぷり目の保養をさせていただきました♪サイコー!
(玉様の解説と途中お二人のメイク&衣装替え〜藤の精になっていくまで〜が見られます)

次の日本振袖始は、ストーリーも台詞もあるのだけれど、どちらかと言えば踊りや立ち回りが多め。
玉様が美しい姫から八岐大蛇(ヤマタノオロチ)に豹変し、勘九郎さん扮する素戔嗚尊(スサノオノミコト)と大立ち回りを繰り広げる。
生贄になる稲田姫役に中村米吉。
もう!この方歌舞伎版ナウシカの時にケチャ役で出ていて、その後ナウシカに抜擢されているのだけれど、本当に可愛らしくて、舞妓さんにいてはりそうな佇まい。。
素戔嗚尊(字がまたカッコいい〜)役の勘九郎さんが、いつものひょうきんさを微塵も感じさせない凛々しさ!こういう役もハマる〜♪
大蛇は総勢8人がかりで、これが何ともダイナミックな舞。
玉様のメイクが、、どないに恐ろしいねん!という位おどろおどろしい。。
あの美しい姫は何処へ💦

途中、またしても船を漕いでしまったことは内緒だけれど(台詞少なめの舞はどうしてもあきませんのや。。)、2回鑑賞したお陰で、
繋ぎ合わせてちゃんと観れましたわいな〜♪

いや〜歌舞伎は、ホンマによろしいな。
激選されたシネマ歌舞伎ならではの素晴らしいお芝居が観られるので、歌舞伎初心者の方には、心からお薦めしたいのでした。。

2023年度のラインナップは、歌舞伎座開場10周年のドキュメンタリーや玉様の鷺娘、泉鏡花生誕150年記念の演目、話題になった野田版"桜の森の満開の下"、勘三郎の当たり役"法界坊" 等 盛り沢山❗️

一般の映画料金よりも少し高めとは言え、歌舞伎座にお芝居を観に行くよりはかなりリーズナブルに観られるので、ご興味のある方はまずはこちらから♪

2023.1.8
2023.1.10 鑑賞


**こぼれ話

昨年末に、市川團十郎白猿襲名披露 十二月大歌舞伎 夜の部 に行った時のお話(歌舞伎座2回目)。
秀山祭九月大歌舞伎での演技が今ひとつだったので團十郎にはあまり期待せず、錚々たる役者さんが集結するというのでそちらを楽しみに行って来た。
あいにく声が出づらく体調は万全ではなかったけれど、これだけは死んでも行くぞ!とばかりに無理やり体調を整え、いざ♪
いやいや、團十郎 良かった!やっぱり得意な役とかあるのだな、と。この方は、自分が主の方が収まりが良いんでしょうね。"助六由縁江戸桜"の助六の役が、よくハマってました。
口上も、歌舞伎仲間の皆様のあたたかい一言一言が心に染みた。。團十郎には、心して励んでいただきたいと思うばかりであります。
そして!この日一番のMVPは、やはり團十郎の娘のぼたんちゃんでしょうね〜その名の通り、"團十郎娘"が素晴らしかった!ブラボー❗️でした。
あんなにしっかりと踊れるなんて…驚きでした。これからが楽しみです♪
友人とは、隣同士ではなく前後の席だったのであまり話せなかったけれど(声が出ないからちょうど良かった⁉︎)、年の瀬に本当に良い時間が過ごせました。
また、来年も。。と思いながら、心の中は幸せ一杯で帰路に着いたのでありました😊

2022年は、いつか玉様と仁左様を歌舞伎座で、、という夢を二つも叶えられた年でした。
関係ない話ばかり書いてしまいますが、お正月に義実家に行った時に、昔は毎年歌舞伎の顔見世を観に行っていた義父にチラシや筋書を見せてわいわいはしゃいでたら、昔々の筋書をどっさり出してきてくれました!借りても良いですか?と聞くと、持って行き〜返さんでええよ〜ホンマに好きなんやなぁ、と言ってくれ😆楽しみがまた増えました♪ こうやって、少しずつ歌舞伎のことを知っていくのは楽しいなぁ。
いつかは一番良い桟敷席で、、も夢ではないかも!!
みょ

みょの感想・評価

3.5
いつだったか映画館にて。
シネマ歌舞伎って割高なんですね。2000円くらいしました。
冒頭の解説が玉三郎なのが良い。

〈藤娘〉お酌をする場面がとても好きです。漫画の表現効果で酔ってる時って小さい丸が飛ぶじゃないですか(。oO゜←こんな) あれが見えるようでした。きれい。

〈日本振袖始〉米吉さん可愛かった。主役でないのについ目がいってしまう可愛さ。


歌舞伎座行ったことないんです。工事中に国立劇場で義経千本桜をみた記憶がうっすら。その時の解説が尾上松也でした。彼が出演した『あらしのよるに』がシネマ歌舞伎化しないかな。
tubame

tubameの感想・評価

4.0
藤の精が艶やかに舞う人気演目『藤娘』を二人で演じる趣向の「二人藤娘」と、八岐大蛇伝説を描いた「日本振袖始」の舞踊二本立て。
平成26年の歌舞伎座公演をシネマ歌舞伎化したものだ。
本編開始前に監修した玉三郎さんの解説付き。


「二人藤娘」
一人でも華やかな『藤娘』の娘を2人にしたわけで、それはもう美しい。娘同士の戯れはまるで人形が遊んでいる様。当たり前の様に観ているけど、七之助さんと並んでも親子ほどの年齢差を感じさせない玉三郎さんの圧倒的な美、流石だ。
解説でもあったが、片方が男役になる場面は「男性が女性の芝居をしながら男の真似をする」という複雑な入れ子構造になっているのが面白かった。
あどけなかった娘が花が咲いていくように変化していく。最後にそれぞれの枝を背負って花道から去っていく姿には花の終わりの儚さもあり、幻想的で美しかった。
本来は衣装替えで娘が引っ込み舞台上に役者が居なくなる場面では、二人が化粧を直し衣装替えする舞台裏の映像が映り、別個の映画作品として楽しめるよう趣向が凝らされているのも良かったと思う。


「日本振袖始」
恐らく劇場中継か現地で一度観賞済み。
生け贄の稲田姫(米吉くん初々しい)と首長姫=大蛇の厳かな前半でぐっと期待を溜めて、勘九郎さんの素戔嗚尊が登場する後半で一気にスパーク!八岐大蛇を相手に大立ち回りの一大スペクタブル時代劇に!
美しい藤娘の姿を観たばかりの玉三郎さんが目玉をひんむいて青い隈取りの恐ろしい大蛇を演じるギャップがたまらない。この辺り、同時上映として実によく出来ている。
同じ顔・同じ扮装の役者が八人並ぶことで八岐大蛇を表現してるんだけど、一匹の大きな生き物の様に勢揃いする様子は何度観ても圧巻。素戔嗚尊が四方を大蛇に締め付けられるようにとり囲まれる画ヅラが強すぎる笑
そして素戔嗚尊と大蛇がツケ打ちの音と共にバッタバッタと何度も見得を切るのが最高にカッコいいんだよな~。実質全編浮世絵。
本作のようないかにもな歌舞伎演目大好物なので、観に来て良かったと心から思った。新作が嫌とは言わんが、古典からしか得られないカタルシスがある...


短い上映時間ながら、贅沢な重箱みたいに美しさも儚さもファンタジックアクションも詰まってて大満足の観賞だった。シネマ歌舞伎は今年もちょこちょこ観に行く予定。

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