正直な感想は、新鮮なものも時期を逸すれば良さが陰ってくるという典型的なシリーズものの末路としか見えない。今更感と言うのも言いすぎかもしれないが、2005年ドラマ、2007年、2011年映画と来た割には、斬新さが回ごとに失われてしまったようにも感じる。また、死んだものが生きていたという、アメリカのドラマによくある構図を持ち込んんだことも、シビアで硬派で来た内容を消し飛ばせた原因でもある。結末をぼやかすのも昨今のＴＶドラマ映画のパターンであるのだが、もう少し工夫が欲しかった。 さらに言えば某集団を入れ込めば、興収が見込めるという安直なフジの戦略を目の当たりにさせられると、あーこれでは復活は程遠いよ！と言わざるを得ない。ただ、雪平のスポーティなかっこよさを画面から拝めるので良しとしておきます。共演は、永山 斗、阿部サダヲ、加藤雅也、向井地美音、吉田鋼太郎。あー。今回も私だけでしたね、鑑賞していた人。
