よくできた小品、ただし少女が強すぎ白ける
シナリオ、映像、音響、セット、演出、キャストなど小品ながらよくまとまっている印象。
特にセットの近未来退廃感は低予算と思われる中でも安っぽさやほころびが見られず感心してしまう。そこら辺の処理は米国映画界はお手の物ということか。
しかし、あまりにも少女の無敵ぶりがスーパー過ぎて途中から白けてしまったのは痛恨。
だから少しの爽快感やカタルシスも得られず、育ての親が憎き仇だったという落ちにも無感情、鼻白んだまんま。
総評三ツ星としたいが、途中からの感情停滞で興味喪失、90分という尺の短さなのに眠くなってしまったのはいかんともしがたい事実。二つ星進呈
002007