いち麦

天使が消えた街のいち麦のレビュー・感想・評価

天使が消えた街(2014年製作の映画)
3.0
私生活での苦悩や仕事が思い通りに行かぬ映画監督の心の内面とその変容を、実際に起きた殺人事件の謎に絡めながら描き出すというなかなか凝った趣向作品。ゲスなマスコミ陣やブロガーとのやり取りに走る緊張感が尖っていた。K.ベッキンセールとカーラ・デルヴィーニュの美貌や彼女達にサンドイッチ状態のD.ブリュールを見る幸福感にも浸れたが作品を形作る構成要素が少なくなく、その噛み合わせも今一つしっくり馴染んでない気がした。
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