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天使が消えた街のKENTのネタバレレビュー・内容・結末

天使が消えた街(2014年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

実際に起きた事件をオマージュした作品だった。この手のサスペンス作品はイマイチしっくりこない。
とある少女殺害事件を取り巻くマスコミ、メディアそして主人公である映画監督が事件の真相に迫るというような話。ダニエル・ブリュール演じる映画監督がこの事件を映画化するために脚本を執筆するために事件の現場のイタリアに行き事件の全貌を捉え、映画化を進めるのだがそれに伴い様々な人間関係が構築されていくのだが登場人物が増えるにつれ少しややこしくなる。
勝手な個人的な解釈だが欧州を舞台にした作品はどれも独特な時間の流れがあり、この作品もスローなテンポで進む様子が感じ取られた。好きな人は好きだろう。だが、バッドエンドでもなければハッピーエンドでもないこの作品みたいにはっきりしない作品を好む人は少ないと思う。
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