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スター・ウォーズ/最後のジェダイの666のネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

衝撃のレイア生身宇宙飛行。
ただの赤いスタジオでしかない部屋で行われるB級映画な戦い。
強いであろう謎の悪者頂点のあっけない死に方。
カイロレンの中2感。
ルークのベストキッド感。
デルトロ、ローラダンの違和感。
オスカーアイザックが有能な戦士なはずなのに何もしない予感。

観ながら疑問が生まれるとネガティヴな目線にどんどん引っ張られてしまい、良い部分が沢山あるのだろうけど全く目に入らない。もう私にはダークサイドレビューしか書けない。
無能な一庶民という立場を忘れて思いを吐き出したい。


お金がかかってるであろうに、全体的に安っちいクオリティーになるって、高級に作るのがいかに大変か分かる。
変なスズメも氷の狐もデザインも頑張っただろうに安っぽさしか感じない。
細かい詰めというか、美的に良い物ってそんなに簡単じゃない、「赤い部屋ならカッコ良いよいんじゃない?」「塩が赤いって斬新じゃない?」とかそんなんじゃない、造形って悩み突き詰めていった先に美しさが出るのでは。。

グッズを売ろうとしてるのかハンソロのサイコロとか姉妹のペンダントみたいなのものをわざわざ持たせる感じも冷めた目で観てしまうし、
70年代でも自然とアジア人がいるスターウォーズの多様性こそカッコよいのに、わざわざ入れてる感じしかしない多様性アピールもうわってなる。

フォースの理解の浅さ、というか超能力と間違えてるんじゃなかろうか…。
ミラールームフォース、マジシャン風フォース、テレポーテーションフォース、「服くらい着なさいよ!」で少女漫画みたいだし、あんなにカイロレンとやりとりって、フォース遂に電話代わり。

宇宙船の内装のクオリティが戦隊モノレベルだし、「コード破りの達人」って何よ?子供の漫画に出てきそうなキャラクター。
というかあの2人要る?(黒人+アジア人)
というかあのら辺全部要る?

ルークはダースベイダーの心の善を取り戻せるフォースの持主、自分の感情をコントロール出来、ネガティヴな感情に左右されないはず。その後ジェダイとして更に成長しているルークがカイロレンごときに取り乱さないでしょうよ。

製作陣に「スターウォーズちゃんと観た?」って聞きたい。
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