MikiMickle

スター・ウォーズ/最後のジェダイのMikiMickleのレビュー・感想・評価

3.5
軸となるのは、前作でフォースが覚醒したレイが最後のジェダイ、ルーク・スカイウォーカーを探し出し、教えを求めるが……同じくルークを探すファーストオーダー軍の騎士カイロ・レンもいて……(゚×゚)モゴモゴ…

一方で、帝国軍の残党であり再び権力を握ったファーストオーダー軍と、それに対抗するレイア姫率いるレジスタンスとの攻防戦が繰り広げられる。
その中でレジスタンス軍のエースパイロットのポーや、元ストームトルーパーのフィンもそれぞれに困難や試練にぶち当たっていく。

様々なある展開や、追い詰められたレジスタンスたちの状況にハラハラして飽きない‼
バトルシーンも見事‼‼ 冒頭のファーストオーダー軍の戦闘機が現れたシーンなどはかっこよくて恐怖感を感じた。
ビジュアル面でも、一面塩で覆われた惑星での白と血のような赤のコントラストは特にかっこよかった‼(『クリムゾン・ピーク』的)

また、他惑星での宇宙人たちの造形にはニヤニヤが止まらない♪ 一体一体、じっくり見たい‼

なんと言ってもドロイドや不思議な生物たちの活躍さやキュートさやユーモラスさが堪らない‼‼ これはエピソード1〜3ではあまり感じないものだったけれど、旧3部作の4〜6の精神をきちんと伝承していると思う。これらは、スターウォーズの醍醐味のひとつ‼ BB8が頼もしいし可愛いったらない♡ 1のジャージャービンクスとは雲泥の差だわ(笑)

お馴染みの新キャラも、あんな人こんな人がっ‼と楽しめます♪

そして、やはり家族の映画であり、人間の葛藤、心の弱さや迷い、後悔を描いたものである。特に今回は後悔が胸に… 闇は常に真横に。
人間くさい作品だなと思う。

三部作の真ん中というものは繋ぎ的になりがちだけれど、これは1作品としてしっかりと見応えがあるものでした‼楽しかった♪

あと、エンドロールでのキャリー・フィッシャーへの追悼の文字、泣きそうになった…もう、レイアは見れないのか…… 子供のような精神年齢の男性陣を引っ張ってきたかっこいいレイア姫。彼女がいたからこそ、SWは成り立っていたと思う
フォースと共にあらん事を…
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