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スター・ウォーズ/最後のジェダイのqpismのレビュー・感想・評価

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最後のジェダイもとい最後のスターウォーズだった。過去との決別が明確で嬉しくもあり寂しくもあり。何十年もかけてルークの成長を見せられていたのか、と気づいた時にしんみりとした(ださださルークがケツを拭く話だった)。弟子に追い抜かれるまでが人生の修行なんですね。
子どもの成長を描くには通過儀礼があればよく、大人には過去の清算が必要。だめ親ハンは貫かれてもなお息子に愛を伝え、だめ師匠ルークは謝罪と「ずっと側にいるよ」というメッセージを命にかえて届けた。次作でのレイアの役割を思うと切なくてならない。
「過去を捨てろ」の押しつけも、実は「過去と一緒に生きます」だった(レイも教典を持ち出してるし)けど、主人公は血縁の英雄譚から市井の人々へ。形を変えてこれからも続いていくのだろうと思った。

双方の戦略がお粗末すぎ、コードブレイカーのくだり回りくどすぎ、特攻が多すぎ(ダメとは言及してるが)等々。アクバー提督の扱い…
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