べえさあ

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明けのべえさあのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

色々なリークが出回っていたのでものすごく不安になりながら観ていたが、思っていたよりは楽しめた。しかし、スターウォーズファンである私としてはツッコミどころと残念な箇所が余りにも多くあったためこの点数。残念ポイントは下記の通り。

<ツッコミどころ/残念だった点>
・ファンサービスを意識しすぎて、ごちゃごちゃしてしまった感は否めない。
・デススターは基本毎回木っ端微塵に破壊されているはずだが約1/4も残っていた
・アナキンあるいはスカイウォーカー家の活躍が少なすぎたのが本当に残念
・ベンは死ぬ必要があったのだろうか、、
・唯一スカイウォーカー家の血を継いでいるベンがあっさりやられすぎでもっと活躍させるべき
・なぜスカイウォーカー家が滅んでパルパティーン家が生き残らなければいけないのか。全然「スカイウォーカーの夜明け」ではないじゃないか
・フォースはジェダイに帰属するものではなく、意志があれば皆フォースを感じたり使うことができるという誰にでもチャンスを与えようとする辺りにディズニー要素が出てしまっていると感じる
・血が繋がっていなくても、志次第でスカイウォーカーを名乗ることが許されるというのもおかしい気がする
・新しく追加されたフォースの治癒効果と物を瞬間移動させる能力は謎すぎる
・8で登場するローズがほぼほぼスルーで新たに登場するキャラも多すぎる
・パルパティーンがどうやって生き延びてきたのかが説明されていない
・7からの伏線が全て回収し切れていない (7〜9を全て同じ監督で製作していれば一貫性とまとまりがあったのかもしれない)
・レイがパルパティーンの孫だというのはサプライズがあったが、それだと7・8での複数のシーンで矛盾が生まれてしまう箇所が出てきてしまうのでそこをしっかりまとめて欲しかった

<総評>
序盤からアクションシーンが多く、飽きるシーンもなくて楽しめたが見終わった後も上記のツッコミどころとディズニー節が気になって仕方がなかった。
本作に限ったことではないが、差別する訳ではなく、男女平等やLGBTを意識して無理矢理そういったシーンや設定を作る必要は無いと心底思う。

スターウォーズ が大好きで2年間ずっと待ち続けていただけに、自分にとって残念だった点がどうしても多くなってしまいましたが、待っていた期間も含めてスターウォーズ からワクワクを貰い楽しい時間を過ごすことができました。全てのファンサービスシーンには勿論興奮しましたし、カイロ・レンがベンに戻るシーンが一番感動的でした!レイアの登場シーンも思っていたより多かったことも嬉しかったです。

私は今回の三部作を1〜6の正統な続編として認めることがどうしてもできないため、また別の時間軸の物語という認識でいこうと思います。楽しませてもらったことは事実なので、そこは今まで通りスターウォーズ に感謝!そして大きなプレッシャーの中製作に携わった方々にもリスペクトです。