碧SU

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明けの碧SUのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

《未鑑賞の方は本当にご注意くださいませ》

もう色々詰め込んでますけど、全てが終わりますんで!
とにかく終わらせますんで!
ちゃんと説明できなかったキャラもいますけど!
ある程度の謎は全部回収しますんで!
ツッコミ要素も含めて、みんなが愛したスター・ウォーズ!
さあ、存分に楽しんでください!!!

by J・J・エイブラムス

って言ってる気がするくらいの怒涛の展開w

基本的には【最後のジェダイ】を軌道修正しつつも、
(そんなのアリ!?)な展開を描くことで、
ライアン・ジョンソンを庇うかのように少し歩み寄ってる感じ。

ファンメイド的であったとしても、自分を信じたに違いない。
どんな批判も覚悟したであろう…
そして辿り着いた結論が、まさに『王道』
おお!結局、王道で来たか!と思った。
悪く言えば予定調和だが、その選択でも嬉しい。
どんな形であれ、完結作を完成させてくれたことに感謝!

だから全てを受け入れた。
受け入れてさえしまえば、後は娯楽超大作を楽しむだけ。
そして大団円に満足した。
劇中に3回 泣いた!

「ありがとう!スター・ウォーズ!」



ということで具体的に色々書いていこうと思います。

『好きな場面(とりあえず10個)』


フォースでライトセーバーを止めた時に、
ライトセーバーから光が漏れてユラユラしてた描写!
【フォースの覚醒】のフォースでビームを止めた斬新さ復活。


待ちに待ったメインキャラ全員での冒険!
ポーとレイの痴話喧嘩に似た会話が嬉しい。
え?この2人相性いいじゃん!これこれ!
Ep7の後は、こういうの見たかったのよ!仲の良さね!


特に惑星パサーナのシーン全部!
意味は②と通ずるが、仲間全員の冒険が観ていて楽しすぎる!
パサーナのダンスも牧歌的に平和な感じ出てて良いし、
レイに首飾りをくれたモグラ顔の原住民が可愛い!

なのに!
カイロ・レンよ!てめぇ!
謎のフォース物質ワープ機能で首飾りを奪って引きちぎるなんて!
俺はこの時、カイロ・レン許さねえ!と思いましたw
モグラの娘に謝れ!あの娘がせっかく編んで作ったんだぞ!

その先のスピーディーなアクションシーンは最高!
ストームトルーパー空飛ぶんかいっ!www


チューイ…本気で心配したんだぞ馬鹿野郎!
まあ今作のサプライズ的要素ではありました。
まさか…チューイ殺す気か?と…

あと、レイの手から『パワー―――!!!』

ここで気付く人は気付く丁寧なシーンになってます。
そうか!レイの秘密は、そういうことだったんだ!
うわ~サプライズだ!嬉しい!…嬉しいけど不安!
結末どうなるのコレ!
…と、この時点では非常にワクワクしてました。


ゾーリ・ブリスのキャラが思ってたより全然良かった!
ポーの過去が分かった途端、ハン・ソロじゃん!
とか思ったけど、この辺の2人の会話は割と良かった。
な~んか…ディズニー色が出てるけどね。


ミレニアムファルコンのバックファイア!
ストームトルーパー達は吹き飛ぶが、踏ん張るカイロ・レン。
そしてミレニアムファルコンにジャンプするレイ。
この一瞬の演出、好きだなぁ~!


Ep3の火山を彷彿とさせる荒れ狂う海での決闘!
第2デススター残骸も良い。
そして決闘の果てのトンデモ技(超回復)はアレとして…
まさか、ここで父親出てくるとは…
不覚にも涙腺崩壊。
また出演してくれたんだ!という感動もあった。これは泣く。


ベン・ソロ全般!
はい、ここからカイロ・レンが急にキャラ変わりますw
予定調和でも良い。そうなってほしいと願っていたから。
色々端折るけど、特に最後の笑顔はメッチャ良い!
(でも殺さないでほしかった…彼には生きてほしかった…)


レイ全般!
特に今回のレイは役者としての演技が格段に上手くなってた。
予告の最後にも映る印象的なレイのアップの表情。
あの顔が良すぎます!

どうしてライトセーバーを握ったまま、
目が希望に輝いて、あんな表情なんだろう?
と、予告の時は分からなかったけど、
あの表情の先にはベンがいて…
完全に心が通じ合った嬉しい安堵の表情なんですよね。
ディズニー的だとしても、友情と愛情に泣けますね。
(まあ…その後でフォース物質ワープ機能また使うんかいっ!)


レイの最後のシーンと言いたいところですが(勿論好き)
やっぱり、C-3POの活躍ですね!
Ep7と8では、かなり影の薄い存在になって不満でしたが、
今作はもうバリバリ活躍してて最高だった!
C-3POありきのスター・ウォーズですからね!



『う~ん…と思った場面』

◆パルパティーンのあっけなさ。
でも登場シーンは、けっこう好きでした。
怪しい信仰集団が密かに生かしているという設定。
その実験してる感じが不気味で非常に良かったです。
スノークの雑な扱いも、凄い開き直ってて笑えた。

なのに最終的にアレで終わり。惜しい…
ラスボスとしては、あまりにもあっけない…
あと、結局はレイのお爺ちゃんなわけで…
悪の帝王が家族持ちってw
なんか残念。独身でいてくれよ。

周りの信仰集団も吹っ飛んで終わり、なんじゃそりゃ…

◆空気すぎたレン騎士団
なんか小物感が強すぎる。実際に弱い…
JJは、どうしてもレン騎士団を登場させたかったに違いない。
だったら、ギニュー特戦隊くらい個性出してほしかった…

◆マズ・カナタが結局、脇役に収まった
まあ説明する時間なかったよね。しょうがないか…

◆ウェイファインダー&短剣
なんか急に出てきたアイテム。
今作はキーとなるアイテムに馴染めなかった。

◆フォースのチート機能あれこれ
恐らく色んな人が不満要素の1つとして必ず挙げるであろう。
蘇生技なんて、なんでもアリ感が強すぎる。
だから、いっそのこと受け入れることにしました。
もう無理矢理でも受け入れて楽しく映画鑑賞しましょうw

◆もうダメだ…みんなゴメン…からの仲間全員集結場面
予告で来ると知ってたからなぁ…
というか【エンドゲーム】とパターン似すぎ!
絶望的なピンチに仲間が駆けつけるのは、
王道ジャンプ漫画で燃える展開ではあるんですけどね。
観てる時ちょっと冷静に分析しちゃって、
それこそ…みんなゴメンって逆に言いたかった。


色々書いてしまったけど、
結局はスター・ウォーズが大好きです!

Ep7からのメインキャラ達が大好きです。

レイ、ベン、ポー、そして…フィン!

実は嬉しくてたまらない涙が流れたのはフィンなんです!

とにかくEp7から彼は最高に良いキャラクターだった!
最後にレイとポーと抱きあって友情を噛みしめたフィンの表情!
あの瞬間に涙がポロポロ流れたんですよね。
素晴らしい友情!

ホントにフィン良かったなぁ!
結局最後までフィンがレイに言いたかったことは、
明かされなかったけど…だいたい分かるよ。
幸せになってくれよ、フィン。

みんな、ありがとう!
そして、さようなら。。。   FIN
碧SU

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