なんか… 変わったウエスタンやな〜
まず映像が良い〜すごく美しいアメリカ西部の映像は見応えがありました。
ただ、すごくゆったりとした独特なスローテンポなので、退屈、つまらない って人も絶対にいるので万人受けはしないと思います。
個人的にはこの個性的な作風が好きだったので退屈せずに観れました。マカロニでもない独特な雰囲気が良かったです。
主演のコディ・スミット=マクフィーの純朴過ぎて一人ではなにも出来ない主人公や彼に雇われた用心棒サイラス役のマイケル・ファスベンダーもとても魅力的でしたが、悪役のベン・メンデルソーン。彼が素晴らしい！！ぱっと見、毛皮着た臭そうなおっさんですが、ある意味この映画で一番西部劇らしいキャラクターでした。
そして、ラストの銃撃戦。
今までゆったりしていた分、この映画が西部劇であることを思い出させてくれるぐらいクールな銃撃戦でした。ここでのカレン・ピストリアス演じるローズのライフル捌きが超カッコいい！！
西部劇でカッコいいシーンが1つでもあれば合格です。
