退屈気味だが予想を裏切る落ちに微妙な困惑
1.5倍速でもだるいと感じたのでスローなのは間違いない。
単純な古典的西部劇というわけではなく、アイロニーとシニカルがふんだんに盛り込まれている気配。
メインテーマは「人殺しの巡る因果応報」という図式かと思いきや、落ちで生き残った人間には当てはまらないのでそれも違う。
結局は「人生はどう転ぶか誰にも分からない」というのが自分に出来る精一杯の解釈。
総体的には面白さも充実感もどちらもないが、何か嫌なとげのようなものがメンタルにちくっと打ち込まれた気分。
それは目新しい感覚だがポジティブでないのは確か。
2.5の二つ星
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