このレビューはネタバレを含みます
ファスベンダーin西部劇ということで鑑賞。
世の中の酸いも甘いも噛み分けたような渋かっこいいファスベンダーが見られて良かったです！
コディ君演じるジェイの世間知らずなお坊ちゃん感が可愛い。純粋さが眩しく、放っておけない感じが出てました。
サイラスが最終的にはジェイを本気で助けようとしていたのは、やっぱり彼の純粋さに心動かされたからなのかな…と思いました。自分が辿ってきたような荒んだ人生を歩ませたくない、なんとか幸せなゴールを掴ませてあげたい、みたいな。なんにせよ、サイラスは心の底からならず者ではないのですね。
ローズはなんというか、たくましい女性。ジェイとの結末は悲しいことになってしまいましたが、最後に互いの思いを伝え合うことができたのは幸いだったと思います。
ラストは意外でしたが笑
欲を言えばロリー・マッキャンが銃撃戦に参加しているところが見たかったかな、ハウンド(Game of Thrones )の人で強いイメージがあるのでちょっと期待していました笑
あのネイティヴアメリカンの青年とてもイケメン。
アメリカの広大な自然の風景(ロケ地は違うようですが)が素晴らしかったです。抜けるような青空の下で繰り広げられる殺伐とした銃撃戦というギャップも良い。
無情で殺伐としたトーンの中にさりげなくクスリとくるシーンが混ざっているのも良かったです。
時間は短めですが、あのゆるゆるな旅をもう少し見ていたいと思いました。
