もともと西部劇はそんなに詳しくないですが、すごく新しさを感じる映画でした。過去のどの西部劇よりも実際の西部開拓時代の雰囲気を反映してるのでは？と思いました。
アメリカの何よりの魅力は大自然だと自分は思っているのですが、その大自然をこの映画で堪能することができます。また命の絶妙な軽さ、無法感が観客の予想の少しだけ上を行くので、見ていて小さな驚きが続くとともに「そうだよなー、実際の世界ではこれぐらいの感じで人はあっさり死ぬんだろうなー」と思わされます。
最後の着地も「現実世界ではありそうな結末」かつ「映画ではあまり見ない結末」で一本とられた気になりました。
サンダンスでWorld Cinema Jury Prizeを取ってるので、たぶん日本公開される？地味ですが、非常に良い映画だと思うので是非日本公開して欲しいです。
