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国際市場で逢いましょうのシネマドリンクのレビュー・感想・評価

国際市場で逢いましょう(2014年製作の映画)
4.9
国際市場で逢いましょう

1950年🇰🇷韓国 釜山、咸鏡北道 朝鮮戦争
1974年🇻🇳ベトナムのサイゴン ベトナム戦争。

朝鮮戦争で釜山に逃げて来た家族。途中で家族が離ればなれになってしまう。
親戚の知り合いにいそうろうする。

1953年。休戦協定で戦争が終わるかに見えた。
しかし家族は元の土地には戻れなかった!
(★彡これが今でも休戦づづく38度線で北朝鮮と韓国の分れ目!まだ戦争が終わってないのを改めて考えてしまいました。)

子供3人と母で生活。子供が大きくなり、長男が主人公で、家族の為に働き身を尽くす。
人生の物語。

幼少時代〜老人になるまでの韓国の歴史を生き抜いたドラマでシリアスな内容にユーモラスを織り交ぜたストーリー!



◉99A点。🌈
生きるとは、家族を守る、決意なり!
★彡誰にもなんと言われようとポリシーを持つ事は辛く、キツイ。誰か解ってくれる人がいると報われますね。
★彡最高の映画に出会えました。
兄貴!やっぱりあんたはカッコイイっす!




◉朝鮮戦争での
★彡ダンケルクばりの湾岸で船に乗りたい市民達の狂気に満ちた非難シーンは本当に怖かった。

◉街並みや非難シーンが凄い。
1951年の釜山の街並みがやアメリカ兵がチョコレートを配り🍫子供達が動き回る。
★彡セットに見えないほど人の息吹を感じ、こんな感じで生きる生活していたんだなぁと想像できました。

◉兄貴の特殊メイクが若干きになるも。
★彡コミカルな話もあるのでまぁいっかと思いました。

◉カメラの動きがなんかうまい。
★彡途中で感じたのですがカメラの動きが工夫されているなと思いました。
全体の景色や周囲の雰囲気が解りやすかったです。

◉韓国の歴史を含めた事情がわかる。
★彡朝鮮戦争やベトナム戦争や戦争の後遺症が一人の頑固なジジイの生き様を経てわかる。
後半はこの題名の「国際市場で逢いましょう」の深い意味がわかった。(>_<)

久しぶりの大好物映画でした。超オススメ!
これは誰がなんと言おうと名作!
フィルマークスさんの誰に勧められたかな解りませんがありがとう!