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ワタシが私を見つけるまでのmariaのレビュー・感想・評価

ワタシが私を見つけるまで(2016年製作の映画)
3.3
幸せの形は人それぞれで、正解も不正解もない。
周りが結婚という選択をしていく中で、独身の自分はこの先どうしていきたいのか。
多数派が正解というように囚われ流されてしまう中で、本当の自分自身の姿とは。
いろんな人と出会い、交流をする中で、いろんな壁にぶつかりながら、幸せの形や、傷つき考え悩みながら成長し、時には立ち止まることの大切さなど、いろんな視点からそれぞれの人生を分かりやすく、時には笑いありで客観的に観ることが出来る作品。

この先自分がどういう選択をして、そこにどんな沢山の感情の経験が出来るかは未知であるけれど、それもまた一度きりの自分の人生であるということ。

最近友人からの電話でSNSの話になり、はっと思ったことがあって、それはSNSで嬉しいも悲しいも溢れるけど、繋がる以上共有の情報は気をつけないと、本来の自分の嬉しいや悲しいということも、流れたまたま目にした受け取り手を、不安にさせてしまうこともあるということ。

この映画を観て思ったことは、気兼ねなく話せる友人、親友がいるととても心強いなぁと。人生死ぬまで出会いや別れがあるから、ネガティブにならず、いろんな自分を色んな角度から観れて、自分の人生を楽しめる自分でありたい。

もやもやしていたり、フリーだったり、行き詰まりしている方にオススメの作品です!
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