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ワタシが私を見つけるまでのtのレビュー・感想・評価

ワタシが私を見つけるまで(2016年製作の映画)
3.9
この感想文に説得力をつけるために俺が元カノから乙女呼ばわりされてたことを先に書いておく
みんなの間違いは大体同じで、なぜあの時の愛を信じ切れなかったのかってことだ
恋愛で傷付けば同じ間違いを起こさないように「あの人のことは3ヶ月後には興味がなくなってる」って自分は興味ないアピール、恋愛について情熱的にならない大人のアピールをするようになる
これは的外れなアピールだが。
その次は、酒を飲むときだけやたら一緒にいる同性の友達と二日酔いの朝焼けを見ながら、空虚な自分に後悔して部屋の掃除をして運動をしてGUCCIかBALENCIAGAのフェイクみたいな服を買って車で片道4時間程度のSNSで話題のスポットで観光をしてそれで終わり
主人公の姉のドライブの例えがしっくり来てる
結局は裏切られるかも知れない他人に自分自身を死ぬ最後まで預けられるのかどうか不安なんだろう、死神の目が俺にもついてれば本命の1人とだけ最後まで付き添ったのに。
優しいだけでダサいレザーバッグを引っ提げるつまらないフツメン、子持ちで仕事人生の父親失格、ジョークが最悪の専業主夫志望のアホ男、Tinderをデータバンク化する頭カチカチ女など主人公たちの相手はどこかに重大な欠陥があるし、自分と釣り合いがとれていないと思うから主人公たちは他の人を探そうとしている
自分を知りたいのに頭をアルコール漬けにする女、仕事をしているだけで自立したと思い込んだ中年女、バーで酔っ払いをつまんでいるだけの人でなし男は自分が大切すぎて周りが見えていないのだろう
愛が冷めるのは相手が自分を大切にしないクソバカだとわかった時のみなのに、それをわからずに20代半ばを迎えてしまった
自立するほど成熟した人間になるのは時間がかかるし、自分の人生において最高の瞬間は短い
恋人がいない期間を描いた作品だが、結婚していようがセフレが3人いようが人が成熟するのには愛とは何か考える必要があると思わせられる
どうせ1人でもドレスは脱げる。でも誰かに頼んでもかまわない。

最後まで乙女呼ばわりされる男が出てこないのでこの映画は参考にならなかった。俺は酔った女友達にJIL SANDERのパンツのジップを下げてもらうしかない
または妹のかわいい女友達に頼まれておかしな映画のふざけた感想文を書くか。
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