美女と野獣のmiporingoのネタバレレビュー・内容・結末

アニメの方は未鑑賞ですけど、『美女と野獣』見比べしてます。とりあえずエマ・ワトソン版、ジャン・コクトー版、レア・セドゥ版を。この中ではこのエマ版のみ初見。家族はお父さんだけなんですね。他は家族の物語でもあるんですけど。そこは新しい。そして、他のオリジナルな部分はベルが読書好きで、野獣が大きな図書室を持っていて彼もまた本をよく読み教養があるというところが新たに加えられている点で、これはベルが野獣を愛するようになるということに非常に説得力を与えていて効果的。村人たちがお父さんを捕らえて精神病扱いしたり大勢で野獣のお城に乗り込んでいくバージョンも初めてでした。王子と共に魔法にかけられた従者たちもそれぞれに魅力的で存在感がありました。様々な肌の色の俳優さんを使っているのがディズニークオリティなんでしょうね。
エマ・ワトソンは美しくも庶民的で親しみやすいベルでした。