このレビューはネタバレを含みます
【イケメンビースト】
ミュージカル仕立ての映画では、役者の知名度を優先するあまりに歌唱力が疎かになりがちな印象を持っていましたが、完成度は高く、歌や音楽が素晴らしかったです。大音響で堪能できて良かったです。
お城に書庫がなければBelleは喜ばなかったのか?いやいや、Beastの高い教養、幼くして母親を亡くしたという共通点など、Belleが惹かれていく要素は描かれていたと思います。一方Beastと召使い達は、自分達の自由と引き換えにBelleの自由を奪いますし、そもそも美人好きの王子にとって、Belleは願ってもいない相手でしょう。そこは若干身勝手で不平等だと思うのですが…、心は野獣そのもののGastonの存在で、バランスが取られていました。
王子様、野獣の時の方がカッコいい?確かに髭を蓄えてもいいかもね!
Gaston役はゲイで有名なので、どうしてもLeFou相手にそちらへ目覚めていくのではないかと思いながら観てしまいました😅
途中少し長いですけど、大人の心も暖める良作です。
"(don't) be deceived by appearances, for beauty is found within."