まぴお

美女と野獣のまぴおのレビュー・感想・評価

美女と野獣(2017年製作の映画)
3.8
【人は見た目じゃない!中身だ!】

ディズニーアニメの中でも上位を争うほどの人気作品の実写化。
舞台なども含めてファンが多いだけに生半可な実写では中々満足させることが難しいであろう作品にトワイライト・サーガシリーズの監督ビル・コンドンが挑戦。

当初、本作の野獣役にライアン・ゴズリングがオファーされたが「ラ・ラ・ランド」の為
断り「ラ・ラ・ランド」のミア役にエマ・ワトソンがオファーされたが「美女と野獣」の為に断った数奇な運命をたどるこの作品。


「シンデレラ」と同じく基本に忠実だが実写ならではの今だからこそできる技術を使用し
ミュージカル劇を成し遂げている。

とにかく登場人物の歌が抜群にインパクトがあり心にズシンと響いてくる。
ミュージカル場面すべてが見せ所といっても遜色ないくらいにグイグイと攻めてくる。

アニメ版を大きくパワーアップしたと言える。

しかししかし現代故に気になる部分もいくつか...

いやハリウッド映画ですから肌の色関係なくバランスの考慮をする流れはわかるんですけど
でもやっぱりフランスのその時代に黒人がいるのがすごく違和感あるんですよ。

あとは野獣が妙にイケメンだとかね。もっと野獣らしい荒々しい醜い感じがほしい!
イケメン野獣はいらない!優しいその瞳だけで十分伝わるとおもうよ?

テーマは人は見た目じゃない!中身だ!ですよね?
そのギャップを見せるためにも上記であげた違和感は入れないで欲しかったなぁ。

まぁ僕は見た目も中身もイケメンなので問題ないんですけどね?


まぁ結局何が言いたいかっていうとガストンはクズ。

617本目
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