MizueTakadaka

美女と野獣のMizueTakadakaのレビュー・感想・評価

美女と野獣(2017年製作の映画)
3.9
基本的にアニメ版をそのまま実写化していて、あまりにヒネりがなくて、ちょっと実写版ならではの新鮮さとかオリジナリティ、創造性なんかは欠けるような気はして、これでいいのだろうか?とちょっと思ってしまった。

けど『マレフィセント』みたいな元の映画台無しなものを作られるよりは、キャスティングが完璧な、もとの映画の良さを裏切らない作品さえ作ってくれれば、ファンは喜ぶということを証明した作品。
それだけキャスティングで成功している。
そしてアニメ版の脚本がいかに素晴らしかったかも証明している。
正直、新しく追加された新曲の場面は、若干間延びする感じかして、いらないとも思った。
楽曲自体はいいけどね。

内容的に一番違ったのは野獣の性格設定でしたわな。
ちょっとインテリになり過ぎで、野獣らしさがなくなり、ベルもインテリなところに惹かれたような描かれ方になっていて、そこは自分的にはなんか違った。
あの野獣の性格設定だと、スープを汚なく食べるシーンの存在がおかしくなる。

あたしの中の解釈では、野獣とガストンって、容姿が違う、同一人物だったんだよな~…。
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