chi

リトル・ボーイ 小さなボクと戦争のchiのレビュー・感想・評価

3.7
ジョジョラビットと同じように子供の視点から見た戦争を描いている。二作見て、平和とは子供が遊びのことだけ考えていられる状況のことを言うのかもしれないと思った。

侍のシーンなど日本人としては外国から見た日本ってまだ侍で止まってるんかと思うし、少しファンタジーに近い話の進め方をする作品のため入り込むことはできなかったが、ラストの子役の演技は素晴らしいと思った。

この作品を見た日本人は必ず言及するであろう件のシーン。物事には裏と表があるから、アメリカから見たらあの反応になるのでしょう。でも、この映画はただ喜んだシーンだけでなく、母の「一つの都市が無くなったのよ」という台詞にもあるように複雑な思いも描いていたので、あの反応だけを見て残念に思う必要はないのかなと個人的には思う。
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