みんな保険会社で働いていただけなのに…ますますジョン・クレイマーが「モンスターカスタマーやんけ…」という思いを強くさせられる…アメリカでは医療費の負担具合が凄まじいとは聞きますが…でもジョン、日本でも医療費無料じゃないからね?! むちゃくちゃ税金払ってるからね!?!?!?
さて、「6」ではジグソウにとって、人間は「生きる意志」がどこまでも強烈に貫かれている存在であるべき、というそもそもの信念がまっすぐに提示されます。このあまりにも無邪気な、子供じみた強迫観念が、シリーズ2〜6を見ていての居心地の悪さなのだな、と気付かされました。プロテスタント的、と思ったのはここにあり、「あ、じゃあまあ死にます…」と死を受け入れる被験者がいたら、ジグソウの世界は壊れていたかもしれないのではとすら思いました。
6作連続で見るとゴア表現には慣れてしまうので、ゴアゴアしたい人は一作ずつゆっくり見たほうがいいかもしれません。