mycocide

クーデターのmycocideのレビュー・感想・評価

クーデター(2015年製作の映画)
3.5
08/29/15

ジャック(オーウェン・ウィルソン)は仕事の関係で家族と共に東南アジアのある国(一応架空の国)に赴任することになったのだが、同時期に国を大きく動かすクーデターが行われていた。ジャック達はそのクーデターの標的となり、暴徒達から逃げることになる。しかし国中は敵だらけで絶体絶命の危機に陥ってしまうのだが、はたしてどうなるか…。

ずっと緊張感がある作品でした。こんなにドキドキしっぱなしの映画は久しぶりだったんで心拍数が気になるところ(笑)

主人公はオーウェン・ウィルソンなためか、こんな真面目に家族を救う彼に最初は違和感しかなかったのだが、彼の違う一面が観れて良かったかな。確かに彼が演じるジャック含め家族全員にイライラしちゃうこともあるがそれは画面越しでみているからそう感じるけど、普通の人なら彼等となんら変わらない事をしちゃうんじゃないかって思えたんである意味ちゃんとリアリティに撮れてるんじゃないかと。

あと完全にクーデターを起こしてる側が悪ではないのも良かった。でもかなりやり過ぎてる感じもあるし、標的の外国人以外もためらいなく殺しちゃうのはどうなんだろうか。

これだけは言いたい。ピアース・ブロスナン(と相棒)とベトナムよ、本当にありがとう!(笑)
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