夏色ジーン

疑わしき戦いの夏色ジーンのレビュー・感想・評価

疑わしき戦い(2016年製作の映画)
3.5
感想川柳「現代も 同じ戦い 続いてる」

予告が気になって観てみました。_φ(゚Д゚ )

舞台は、アメリカが大恐慌の波に揉まれた1930年代カリフォルニアのリンゴ農園地帯。リンゴ農園で働く900人もの移民たちは過酷な労働を強いられたうえ、約束の賃金より安く働かされており地主たちと衝突。ジム・ノーラン率いる労働者たちは結束し、一団がストライキを起こすが…というお話。

南北戦争で奴隷が廃止されても、結局いつの時代も奴隷はいるもので( ゚A゚ )今で言えば日雇い労働者だけど、ストライキする権利も労働基準法すらなかった。

この頃の地主も権力者と懇意で、裏からも表からも労働者を虐げている。( :゚皿゚)

でも労働者は立ち上がろうとはしない。(‘ε ’)長い間この環境に慣らされてしまっているし、スト潰しで心が挫けている。

でも不満は溜まっていて、マックとジムのたきつけで一度はストライキに踏み出すも、地主の策略でバラバラになりかける。(;´A`)

香港のストライキでもそうですが、中に入り込んで仲間割れを誘ったり、世間の評判を落とすのは非常に効果的だと分かりました。(´Д`)

動き出してしまえば労働者が有利だけど、持久戦になれば権力者に分があるし、こういう邪魔も出来てしまう。(´д`|||)

権力者のやることは今も変わってない。(。-ω-)ノ
今の状況に慣れさせ、適度にガス抜きをさせ、仮想敵を作り、こちらを分断する。(-_-)

会社や権力者と戦うには必要なことが描かれた作品ですね。( ・ω・)



ジェームズ・フランコってほとんどが胡散臭い役ですよね(笑)(^_^;)))

セレーナ・ゴメスっていつも重要そうな役になりますけど、実際は地味~な感じになっちゃいますね。(^o^;)


気になるセリフ
「人々の本当の望みは富や権力にない。人生に価値を求めてる。自分の価値だ。」

んでまず( ´∀`)/~~