マッサージ屋

マノンのマッサージ屋のレビュー・感想・評価

マノン(1981年製作の映画)
3.0
演劇の劇団員みつこ(烏丸せつこ)は指導者の吉野(荒木一郎)と同棲していたが、バイト先の馴染み客でサラ金業を経営する滝沢(津川雅彦)と寝た事を咎められ、吉野のもとから離れた。
滝沢と不倫関係を続けるみつこはある日、滝沢の旧友が急死したという事で彼の故郷に一緒に行く。
旧友の葬式の間、一人になったみつこは街をぶらついていると工事現場で働く大学生の至(佐藤浩市)と知り合った。
翌日東京に戻るみつこと滝沢たが、至も一緒に来てしまう・・・。

男を惑わせ破滅させる女の物語『マノン・レスコー』をベースにした作品。
その小説も映画も未見ですけど。

このみつこという女性は意図的ではなく、自由奔放に恋愛をしてしまうんですよね。
まさに“ド天然”というやつ(笑)
全く悪気は無いから男側からしたらその奔放さを許すか、別れるしかないんです。
咎めても本人は自覚してないみたいだし(笑)
男から見たら1番厄介なタイプの女性かもしれない。
でもその天然さにハマるのも分かるんだよねぇ。

その奔放さゆえにある人物が非業の死を遂げます。
でもみつこは一瞬ショックを受けた感じだけど、即持ち直すような雰囲気(笑)
手がつけられない魔性の女です。