菩薩

愛に濡れたわたしの菩薩のレビュー・感想・評価

愛に濡れたわたし(1973年製作の映画)
3.0
清々しいくらい意味不明でどうしよう俺だけだったらもう映画観るのやめなきゃいけないと思ったがそう言う作品らしいので良かった。安部公房、ロブ=グリエの名前が挙がるのも当然と言える不条理っぷり、何も解決せず誰も見つからず目的も分からず最後は血塗れに。探していた筈の自分がその過程でみるみる自我が失われていく感じなんて本当に安部公房、騙され翻弄される事に喜びを感じ出しちゃうんだからもう手に負えない。ヌーヴォ・ロマンポルノってこと?
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