ぶみ

超巨大ハリケーン カテゴリー5のぶみのレビュー・感想・評価

2.0
ロブ・キング監督、C・トーマス・ハウエル、バート・レイノルズ等の共演によるドラマ。
カテゴリー5を記録した巨大ハリケーン・カトリーナに遭遇した人々を描く。
そのタイトルやイメージビジュアルから、私の好きなディザスター・パニックものかと思いきや、実はそうではないのがこの作品の肝。
カテゴリー5でありながら、B級作品らしく、そこまでの迫力はなく、そもそもあまり災害シーンは出てこない。
そこに描かれているのは、ハリケーンが近づいているのにも関わらず避難しなかったり、学生レポーターが危険を顧みず報道したりと、実際にいそうな市井の人々であり、そんなことをしないよう啓蒙するために、名優バート・レイノルズが出演したと信じたい。
お世辞にも映画のクオリティが高いとは言えず、ましてやディザスターものとして観ると肩透かしを食うが、市井の人々を描いた啓蒙ドラマとするならば、それなりに楽しめる一作。

神が口を開いた。
ぶみ

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