偶然、麻薬が仕込まれた人形を預けられたカメラマンの夫。
留守を守る盲目の妻の元に、ブツをとり戻しに来た3人の殺し屋が襲いかかる…。
007の初期作を手掛けていたテレンス・ヤング監督は、さすがにサスペンスを盛り上げるのが巧み。
特に、ヒロインと犯人たちが全面対決する後半は心臓のドキドキが止まらない。
オードリー・ヘップバーン演じるヒロインが己のハンディキャップを逆手にとり、暗闇を味方につけて大の男3人を相手にするのがスリル満点。
映画館の暗闇で観ていたら、さらに恐怖が倍増していたことだろう。その点を加味してこの点数にしました。