ペジオ

暗くなるまで待ってのペジオのレビュー・感想・評価

暗くなるまで待って(1967年製作の映画)
4.2
わたしが気づくまで待って

敵を待ち構える為の「準備」のシーンで凄いワクワクする
悪役もこなれたもので両者の予測の攻防が「伏線」という形で観客には「見える」作り

基本的に展開は観客には「視覚的に」提示しておいて、盲目の主人公がそれに遅れて気づく(あるいは、主人公が視覚以外で手に入れた情報が後から犯人と観客に同時に説明される。)
倒叙ミステリっぽい導入部含め、この「情報獲得の時間差」でサスペンスを機能させてるのが巧いなあ
聴覚や触覚で主人公が状況に気づくタイミングやリアクションも良いですね(そうだよな。そのぐらいのタイミングで「冷気」来るよな~って思った。)
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