個人制作の短編SFアニメ。
〈あらすじ〉
ある日エミリーという名の少女の前にエミリーという名の女性が現れる。
ディスプレイ越しに話しかけてきた彼女は、少女エミリーの第3世代のクローンだという。
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天才的な頭脳の持ち主しか作り得ないような、シンプルかつ深遠な作品を多く遺すドン・ハーツフェルトによる短編アニメの中でも、特に衒学的ながらもユーモラスでとっつきやすいように思える代物となっていたので感…
>>続きを読む世界観やヴィジュアルがいいアニメとの対極にあるような内容重視の作品を作るのがこの監督だと思うけど、今作のテーマの為だけの要素で構成された幾何学的な画面情報には一周まわって美しさを感じる。
哲学的で…
ムーンショット計画がどうしても頭にチラついて、鳥肌が止まらないし、この世界が想像のものとは思えない、そう遠くない いつかの未来に、現実として成立してしまいそうで、怖さしか感じなかった。
記憶をそ…
【原始的無意識への渇望】
「欲望の機能の領野における眼差しの特権を我われが把握することができるのは、視覚の領野が欲望の領野へと統合されていった、いわばその道筋に沿って進むことによってです。(ジャック…
★★★★★it was amazing
『明日の世界』 ドン・ハーツフェルト監督
World of Tomorrow
17分ショートフィルム&SF
アカデミー短編アニメ・ノミネート
少女…
2018年 劇場観賞8作品目
イメージフォーラムの【長編アニメーションの新しい景色特集】にて。
確か17年に予告を観て、ずっと気になっていた作品。
棒人間とイメージ映像でここまで新しさとおシャレさ…
これを観てやはり自分は「記憶」と言うものへの固執が異常に強い事を思い知らされて何だか苦々しい気分だが、同時にハーツフェルトらしい柔からさと可愛らしさと面白みがささくれ立った心を優しく包み込んでくれも…
>>続きを読むアニメーションの新たな地平を見た。色や形が記憶や精神などの抽象概念に姿形を与え、幸福な視覚体験を経験させてくれる。また、記憶をめぐる精神の時間旅行というSF物語は、人間が記憶というデータの集合体でし…
>>続きを読む©Bitter Films