タイトルだけ借りて監督が自分なりの「リアル鬼ごっこ」を作ったとの事ですが、果たしてその意味はあったのか?と思うほどこのタイトルである必要性がありません。
【何かしらに追いかけられて捕まったら負け。】
という鬼ごっこのルールもなく、ただただ人が死ぬだけ。
ここまでいくと女子高生が無惨に死ぬ様を撮りたかっただけのヤバい癖の映画なのかと思ってしまう。
「シュール」という言葉に逃げてデタラメやってるので、自分はこんなものを鬼才という言葉で褒める気には全くなれません。
何の脈絡もなくいきなり場面や舞台や肉体が変わっていくのは、夢を見ているかのような不気味さがあって良かったとは思います。