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エンドレス・ポエトリーのmapetoのレビュー・感想・評価

エンドレス・ポエトリー(2016年製作の映画)
4.3
詩人はイメージを複製し写実し抽象化させていく。映画に詩性を取り込んだホドルフスキーのその脳内メタに全て、正解も何もない、迷い込んだ羊のように鑑賞者としてただ没頭すればいい。
意味を追い、それを感じまた観衆もイメージを増幅させていく。その連続が芸術という文化だ。その詩性と人生の物語を映画にしたのだと思う。
ラストシーン、静かに熱する自分がいた。筆舌にもなるさ。
この映画はポエトのためにあると言っても過言じゃない。詩人は次のイメージと視覚のための準備をしなきゃならない。
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