前作『リアリティのダンス』の続きから始まるアレハンドロ・ホドロフスキーの自伝的作品。象徴的なシーンや前衛的な演出が多いのは前作に引き続きで、一筋縄ではいかない内容だった。
家族のために生まれ変わると…
物語は、軍事政権崩壊後のチリ。トコピージャを旅立ったホドロフスキー一家が首都サンティアゴに移住するところから始まる。「誰かの思想に囚われ続けた父の変化」 、「母の人形からの脱却」 それをアーティステ…
>>続きを読む頭の中煮えくり返った。
赤い炎が力強く燃えている
言葉が氾濫している
色彩が目に突き刺さる
情熱の人生讃歌。
美しさも過ちも全部。
あまりにもエネルギッシュすぎる閃光。
深い深い憎悪と愛。
私…
人生を濃縮したような映画というか、ホドロフスキーの人生観、そう至るまでの経緯を惜しみなく見せてくれているような映画
何回も何回も大きな壁に衝突したり、周りの人間が変わってしまったり、相容れない親への…
いやぁ、情報量!!という訳では無いんだけどなんだろな。
さすがホドロフスキーというか。
前作、リアリティのダンスを観るよりジャケ写でこっちを選んでしまったのだが、途中で続編だと気づいて若干失敗した…
心の奥にしまわれてしまったものに、陽気に熱烈に鮮明に訴えかける
核心をつかれる気分。
なぜ怖いと感じるんだろう。
怖いものは死でも社会でもない
優しく甘く囁くもの
少しずつ仮面に覆われ
やがてこびり…
(C) 2016 SATORI FILMS, LE SOLEIL FILMS Y LE PACTE (C)Pascale Montandon-Jodorowsky