陸から這い上がる女、上流階級の会合、チェスと最後の逃亡、合わせ鏡の像のような不連続な15分の連鎖。たったの15分で論理や暗喩の猜疑の渦が際限無く頭を駆け巡るのだがマヤ・デレンがめっちゃかわいいことだ…
>>続きを読む前作「午後の網目」が海と死のイメージで終わったなら、今作品は海辺から生のイメージで始まる。前作と併用してみると尚面白い。今作品はまたも夢幻性あふれるイメージで溢れているがタイトルが「陸地にて」なだ…
>>続きを読む鬱気味であまり長編映画を見る気になれないから短編でリハビリ。
波の逆回しや急な場面切り替え等、低予算的に不可思議な描写を作る試みが成されていて良い。
やはりブニュエル以上にマヤ・デレンこそ真の超…
夢で見たような深層意識を具現化する。
「午後の網目」はそこで見た結婚の理想像や理解しようとするが故の葛藤だったのでは?と思うが、こちらは理想の男性を理解しようと逆回転する世界の中で手の届く位置にあっ…
何の為に海から陸へと上がったのか?打ち寄せる波のうねりの様に、争う事を止められない人類。
時の切り方、その無駄の無さ、人類誕生から現代まで数カット…。John Cageの登場シーンが、これまた素敵。…