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ギャラクシー街道のKUBOのレビュー・感想・評価

ギャラクシー街道(2015年製作の映画)
3.5
今日は大好きな三谷幸喜の新作「ギャラクシー街道」を鑑賞。

「奥様は魔女」みたいなアニメで始まるオープニング。宇宙を舞台にした今作は「宇宙家族ロビンソン」とか初期のスタートレック「宇宙大作戦」のような60年代SFの雰囲気がプンプン。綾瀬はるかのヘアースタイルはまんまスポックだ!

太陽系を結ぶ宇宙ルート「ギャラクシー街道」上にあるハンバーガーショップでの様々な宇宙人たちの群像劇。最初に言っておくと過去数作のような爆笑はない。最初から最後までクスクス、クスクス失笑が続く作品だ。そしていつものように超豪華キャスト勢揃いだが、今作は遠藤憲一のひとり勝ち。よくここまでやった。あの表情が目に焼き付いて離れない。夢に出そうだ。今後の仕事に響かないかと心配になるほどの怪演だ(*^^*)

ここ数作、どんどん大作化してきていた三谷作品が、一息ついて宇宙ステーションを舞台にした舞台劇に落ち着いたと言った感じの本作。三谷幸喜ファンにはオススメ。最後の西川貴教の大熱唱はレビューの終わりにぴったりです。
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