片腕ファルコン

ギャラクシー街道の片腕ファルコンのレビュー・感想・評価

ギャラクシー街道(2015年製作の映画)
1.7
噂に違わぬ宇宙規模な問題作。

確かにコレを映画館で見ていたら…『極道大戦争』を抜いてワースト1だった可能性が高いですね。。

三谷幸喜の悪フザケ、三谷幸喜の鬼スベリ。

やっぱりですね…『ステキな金縛り』のように落ち武者という馴染みのある設定でのコメディなら…導入部分さえ気を付ければ、後は違和感なく笑える事ができるんですよ。

今回は全く違って、未知の生命体達の群像劇って事でいちいち違和感しかなくて、何をやっても受け入れきれないのですよ。短編でやるんなら「不思議な映画だったね」という気軽な言葉で片付けられなくもないですが、コレを2時間弱とは苦痛の極み。ちょっとマニアックですが『ナイスの森』という拷問映画と同じ感覚ですね。。

良かった点は最後の方で綾瀬はるかが変なダンスを踊っておっぱいがちょっと揺れた事でしょうか?

そんな綾瀬はるかの2015年はせっかく『海街diary』という名作に出会えたのにそれを帳消し、あるいはマイナスを生むくらいのダメージを負ってしまいました。

三谷幸喜を完全否定してるワケではありません、好きな作品もあります!ただコレは壊滅的。