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テラフォーマーズのmoricoのレビュー・感想・評価

テラフォーマーズ(2016年製作の映画)
1.0
日曜日の朝7:30の特撮戦隊モノを観てるような感覚が最後まで続くチープさ。登場人物は簡易な能力の紹介をされた後、少し戦っただけで、漏れなく首を切られ滅多刺しにされ銃で撃たれて死ぬ。

さすがに流血は最小限なのだが、こうなってくると誰に向けて作られた映画なのかが全くわからない。
戦隊モノなら子どもか母親だが、実に軽く人が死んでいくのでそうではないようだ。
かと言って原作ファンを唸らせるような凝った様子もなければ、どんどん人が死ぬ凄惨な映画を求める人には全くもって物足りない。

そもそも三池崇史って、商業映画監督だけど、大衆向け映画の監督として適切なのだろうか。
人が死ぬのシーンで笑いを取りたいのか深刻さもないし、キャラに愛着がないのがダダ漏れの人物描写の適当さ。
まあ、鬱陶しくなくて嫌いじゃないんだけどさ笑
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