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我が道を往くのとぽとぽのレビュー・感想・評価

我が道を往く(1944年製作の映画)
3.0
無!薄っぺらい"いい話"

教会立て直しのためにやって来た《歌う神父》
歌で説教?君に託す。赤字経営の聖ドミニコ教会を舞台に、そこに新たに派遣された作曲もする歌う新任神父と45年目、10月で46年目になる主任神父、そしてヤンチャな少年たちや銀行屋など周囲の人々の交流を描いた心温まる系装った"いい話"。極端に感傷的、かつ幾分か過度に甘ったるすぎるきらいはある。歳の差などを描いた肝心の内容も、主人公たち特にそれに対してアクション起こしていないのに銀行屋が最後に突然考えを変えて、教会救われたりよく分からん薄っぺらさがあんまり気に入らなかった。
べらぼうに素晴らしい歌声で子供たちから美味しいところ全部持っていって歌っちゃうビング・クロスビー × かわいらしいお爺ちゃん神父バリー・フィッツジェラルド = 魅力的な主演2人の好演が引っ張るミュージカル。ボーダーコンビ、ハーマンへの超高速往復ビンタは笑った。それと目で見てでなく、耳を近づけて音で宝くじの枚数を数えるフィッツギボン神父。私的なゴルフボール代などのために皆からの献金を平気で横領しちゃう時代。だけど、どうせ彼らの生活費になるのならいいのかな?
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