レオ監督、ビングのゴーイングマイウェイ
2012年1月5日 17時56分レビュー
1944年アカデミー作品賞、監督賞、脚本、脚色賞、主演、助演男優賞、歌曲賞受賞。
原案脚本監督レオマッケリー。
ノーマーク作品ですが、主演のビングクロスビーは、クリスマスソングのポピュラーソング「ホワイトクリスマス」で聞いた事ある感じ。
映画「ホワイトクリスマス」は、確か低価格ビデオ発売の時に真っ先に売り出された記憶有り。
アカデミー多数受賞の本作、CICビクタービデオで鑑賞いたしました。
ビングクロスビー、調べますと素晴らしい歌手でいらっしゃいます。
本作で助演のハリーフィッツジェラルドとともにオスカー受賞。
本作のちキャサリンヘップバーンを迎えた続編も公開された模様です。
私は、長いかなぁと感じてしまいました。
確かにビングクロスビーの艶のある優しい歌いぶりは素晴らしいです。
が、ビングクロスビーはあくまで真面目。
コメディ要素、表情もなく、難局に冷静に、音楽で対処していきます。
私は神父さんが歌で救うというのが
なんか
そのービングクロスビーの歌手としての歌謡映画に途中からみえてきまして、
歌謡映画ならもう少し「楽しそう」な雰囲気があればいいのになぁと
本作の寡黙、実直さがどうも肌にあわず。
レオマッケリー監督、マルクス兄弟「我が輩はカモである」も、確か挫折経験あるんですが、あんまり肌が合わない気が少ししました。
ビングクロスビーの静かな神父が、たち直すある教会の我が道を往く。
是非!
余計な追記
本作レオマッケリーのゴーイングマイウェイを
「強引なマイウェイ」
のようなキャラクターだったらよかったのになぁ、となかば全否定する追記でありました。