【知と美が撹拌される稀有な体験④】
《マヤ・デレン全映画作品》短編7本の上映にて、見ました。
彼女、ウクライナのキーフ生まれだったのですね。
『変形された時間での儀礼』
ひも化と転移する女たち…
ちょっと難解。最初は明確なストーリーがあったけど、編集でバラバラにしましたって感じ。考察するっていうより、映し出されたイメージの連なりを素直に受け止めるしかない。毛糸を手繰る浅黒い顔の女が銅像から飛…
>>続きを読む午後の網目で知られる実験映画監督マヤデレンの作品。マヤデレン演じる女性と、もう一人の女性の夢の話。
去年マリエンバートで、インランドエンパイア、インセプションなどに通じるシュルレアリスム系の作品で…
一つ前のカメラのための振付の研究で夢的な身体の動きが導入されて、今回はそれに静止とかスローモーションとかの映像の時間的な操作と集団的な動きがさらに追加されている
マヤデレンともう1人の女の人がいて…
1945年にマヤデレンが製作したショートムービー。リフレインやストップモーションを多用し、象徴的な怖いシーンなど1つも無い筈なのに、終始不穏だ。
どこまでもですことのできない舞踏会のシーンは、悪夢の…
マヤ・デレン、大いに映画技術で遊ぶ。
やっとここまで分析できたつもりだが、最初に見た時は全く何もわからなった。しかし、何もわからないあの純粋な体験はとても貴重だったように思える。
マヤ・デレン…