このレビューはネタバレを含みます
ラスト父親がなにも言えなかったのは、娘が変わってしまい、本当にこれでよかったのかという疑念と責任があるからではと思いました。しかし同時に、ここよりも裕福で安心して暮らせていることへの安堵。そういう心境に板挟みに合い苦しんでなにも言えなかったのではないだろうか。
神木の演技がオーバーすぎてダメでした。舞台ならいいんだけど、映画なのでメッセージ性もなにもただただうるさく騒いでるだけに見えてしまう。嘘くさく浮いちゃってます。
もう一点胡散臭いところは、手錠を斧で切り落とそうとするシーン。振り下ろす途中から怪我をしないようにゆっくり下ろす。そう緩急つけて切ろうとするわざとらしくて緊迫した場面なのに笑ってしまった。