路傍の映画ファン、だすぷーちん、
今日こそ「SF・ファンタジーまんがの実写化映画に傑作なし!」という定説を、園子温が覆してくれると、わくてかしながら観始めて、酷い目に遭う!
ハリウッドからもオファーがくるという、鬼才、園子温監督の映画を、「松」「竹」「梅」で評価するとします。
例えば「冷たい熱帯魚」を「松」だとしましょう。
相対的に見て、この映画の評価は……
文句なしの……
「糞(クソ)」
です(キッパリ!)
松でも、竹でも、梅でもなく、
糞だと思います。
これは、予想外でした。
ほかの映画で、
ルパンを追いかけてたら、とんでもないものを発見してしまった、銭形警部もびっくりしたようですが、
傑作を予想して、とんでもないクソをふんでしまった、だすちーもまた、びっくりなのです。
全くもって笑えない、ギャグ……。
枕営業をしてくれた売れていないワンサ女優に捨扶持を与えなければならなかったの?と疑問がわかざるを得ないような、見せパンチラ見せびらかさせの、集団棒演技……。
ごめんな、おじさんは、君らの、あざとわざとらしいパンチラと股間にはもはや、「反応」しないのだよ……。
これほど、見れて得した感のないパンチラも珍しい……。
そして、まったくもって頑張ってない特撮、アクション!
大学の映研の自主製作映画なんだから、さあ……。
あ、間違った
大学の映研の自主製作映画じゃないんだからさあ……。
もしかして、人気まんがの映画化だから、この程度のやつでもオッケーって思った?
たとえば
メルセデス・ベンツのAMGを、あなたが買ったとしましょう。
わくてかしながら、湾岸走らせたら、実は日産マーチより遅かったとしたら、どうですか。
ありえませんね。
でも、どうやら、映画ではそういうことがありえるようですね。
映画ファンは、みんな期待に胸弾ませてシアターに足を運ぶのです。
そこで、2000円近いお金を払うわけです。
で、でてきた作品が、酷いと、次の2000円はないかもしれません。
「映画館でなくて、サブスクでみてる、おまえがいうな」
そういう人もいるでしょう。
でも、
だすちーは
「シンドラーのリスト」や「グラディエーター」、「浅草キッド」「グリーンブック」
と
「みんな!エスパーだよ!」
の入場料が同じというのは、どうにも理解ができないのです……。